第２回 First Movers Forum

グローバルに活躍する起業家や自ら行動する方たちから、地域やグローバル社会の抱える問題解決への実践的取り組みを直に聞くことは、私たちに刺激やヒントを与え、新しいことに挑戦するきっかけを提供してくれます。フォーラムを通じて、幅広い分野・地域で活躍する「行動する人」を応援し、地域やグローバル社会の抱える問題解決への実践的取り組みのヒントを得ることで、私たちも新しいことに挑戦し活躍する場を国内のみならずグローバルに広げる視野を持つことを目的としています。

第２回は「新たな価値やコミュニティを生み出す」というテーマの下で、自分たちを取り巻く課題や問題の解決に向けて、自分のできるところから何かを変えていこうと立ち上がった方々をお招きしました。自分たちを取り巻く社会の価値観は多様であり、地域、文化、法律、そして時代とともに変遷してゆく例は多々あります。また技術革新などで慣習が変わり、人々の行動パターンやインセンティブ、ライフスタイルに影響を及ぼすこともあります。アプローチは様々ですが、自分一人からでも社会を変えることはできると信じて行動する地域的・グローバルな活動が、より多くの人を刺激して大きな流れとなり、私たちの周りの課題を解決していくヒントを見出せると考えます。

今回は、中林美恵子さん・小安美和さん・藤田祐司さんをお迎えしてお話いただきました。それまでの環境から新たなフィールドへと、果敢に飛び出していかれたお三方。座談会では、「きっかけは何であれ、まずやってみる」という、情熱の大切さをひとつの軸にお話くださいました。さらにトークが進むにつれて、それぞれの課題設定を持ちつつ、環境の変化に積極的に対応していけることが、起業家として生き残れるかどうかを分けるのではないかといった指摘も。質疑応答のセッションでは、「企業を経て、得たものと失ったものは？」という質問に対して、それぞれのご経験を踏まえつつ、率直にお答えくださりました。ご来場の皆さま、登壇者の皆さま、誠にありがとうございました。