2016年5月4日、JSIEはEvermayとワシントンDCの女性有志の協力の下、第3回Washington Women’s Dialogue(WWD)を開催いたしました。
第3回は、女性活力や少子化対策等の元国務大臣を務められた森まさこ参議院議員を迎え「貧困から大臣へ」と題して、貧困家庭から苦学して弁護士そして大臣就任までの道のりについてお話いただきました。
少女時代に手を差し伸べてくれた恩人に出会ったことで弁護士を目指したことや、乳児を抱えてのNY大学留学経験、予備校でアルバイトしながら司法試験を目指したこと、自分を取り巻くいろいろな人の支援があり今日の自分があること、など臨場感あふれる内容となりました。まだまだ社会には取り組むべき課題が多く残されていることにも触れ、参加者一人ひとりも自分たちが取り組むべき課題や使命について再認識させられた機会となりました。
森まさこ氏
参議院議員、弁護士
福島県いわき市出身。東北大学法学部卒。米国NY大学法科大学院客員研究員。金融庁課長補佐、証券金融検査官、参議院行政監視委員長、自民党副幹事長・法務部会長・情報調査局次長、国務大臣(女性活力・消費者及び食品安全、少子化対策)。
現在、自民党環境委員会会長、地方・消費者問題に関する特別委員会、東日本大震災復興及び原子力問題特別委員会、国民生活のためのデフレ脱却及び財政再建に関する調査会。著書「あきらめずまっすぐに」。2児の母。
少子化と労働力不足が顕著となる日本では、ますます女性の活躍が不可欠とされていますが、女性が真に活躍できる社会への実現に向けては課題が山積しているのが現状です。JSIEは、日本をはじめ国際社会においてより包括的な社会の実現を目指して、女性のエンパワーメントを促進しながら、グローバルコミュニティに対する貢献度を高めることを目的として、Washington Women’s Dialogue(WWD)を開催しています。
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