WISE 2018
「Global x Inclusive x Leadership ~ アイデアをカタチに」
2018年8月25日~26日(一泊二日)
協賛 andwork Kyoto
協力 Impact Hub Kyoto & ICAS Temple University Japan 後援 HGPI
JSIEは、社会の閉塞感を打ち破る大きな原動力となり得る女性や若者の活躍の場を広げ、一人ひとりがリーダーシップをとり、力を発揮し行動することによって、誰もが自分らしい生き方のできる社会の実現を目指します。Women’s Initiative for Sustainable Empowerment (WISE) プログラムは、そのために自立して主体的に人生を選択・決定し、複雑化する国際社会や地域社会の中で自分らしく、そして他者と協調しながら活動し、問題解決能力と起業家精神をもち、創造的かつ成果志向型の思考・判断、そして実践的行動をとることができる新しい21世紀型グローバル人材の育成をめざしています。
2018年サマープログラムでは、SDGsなどグローバルな課題にも共通する、身近な社会的課題の解決に向けた活動のアイデアを具体化する機会を提供します。アイデアをより具体的なものへ、また新しいことを生み出す経験を共有し一緒に考えることにより、持続可能性のある取り組みへ進化させることを目的とします。グループワークを通じてリーダーシップやコミュニケーションを実践するプログラムで、特に以下の点を重要視しています。
- 問題を発見、定義する力
- 他者へプレゼンし、伝え、説得する力
- 人を巻き込む力、協調や交渉力
- 多様な価値観を受け入れ、柔軟に考える力
- ベストな成果を引き出すためのリーダーシップ
- 国際的に活躍する方たちと直接交流し、グローバルコミュニティに参加できる
- アイデアをプロジェクト化するためのアドバイスがもらえる
- アイデアから一歩先へ進めるプロセスを体験できる
- 同じ方向を向いて支えあう仲間ができる
グローバルな視野でInclusiveな社会を実現するために、地域社会における社会敵課題の解決を目指す活動や、次世代へ繋げる豊かな社会の創造に向けたアイデアを募集します。例えば、
- 貧困や差別に苦しむ社会的弱者を無くすことに繋がる事業
- 子供や女性が精神面や衛生面などから健康な生活を送れる環境づくりに繋がる事業
- 質の高い教育を、誰もが不自由なく受けられる環境を創ることに繋がる事業
- 外からの人材を受け入れ、持続可能で協働しあえるコミュニティや環境創りを促進する事業
- 伝統を新しい&グローバルな視点で再創造する事業
社会的課題の解決に向けて、自身のアイデアを持ち具体化したい参加者と、他者のアイデアを支援したい参加者の両方を募集します。対象は、社会的課題を事業として解決することに関心を持っている方、個人や組織内で新規事業のアイデアに取り組みたいと考えている方、ビジネスやグラント申請を検討している方などで、年齢・国籍は不問です。
・上記のテーマに関する自分のアイデアがある人
(「このようなサービスやしくみがあれば、社会はもっと良くなるはず」というアイデアをより具体化、現実化するよう取り組みたいと考えている人です→アイデアを簡単に記載してください。)
・アイデア持つ人を支援したい人
(新しいアプローチを持って社会変革に取り組もうとしているアイデアを、グループの一員として一緒に考えサポートしてみたい方を募集します。→ ご自分のスキルや貢献できる能力・経験などを記載してください。)
アイデアがあっても具体的にどうすればいいか悩んでいる人は、このワークショップに参加すると次のステップが見えてきます。一方で、他者のアイデアを支援したい方は、これまで自身の経験やスキルを提供して、新しく事業を立ち上げたい人と一緒に協働することもできます。興味深いアイデアには、審査員賞などアワードを用意しております。英語での授業が理解でき、英語である程度コミュニケーションができる方が対象です。
なお2018WISEサマープログラムの応募は定員になりましたので締め切りました。ご関心のある方は、また次回ご検討ください。
国際機関や多国籍企業で、プロジェクトマネージメント、営業、人事などの分野でさまざまな経験をつみ、2016年に18年務めた世界銀行を退職、現在は、大学で教鞭をとる傍ら、リーダーシップコーチ、人材開発コンサルタントとして活動中。グローバルな組織における、社内改革や、多様な人材開発を専門とする。 東京に生まれ育ち、上智大学卒業後、米国マサチューセッツ州にあるフレッチャー法律外交大学院にて修士号取得。国際連合開発計画(UNDP)ブラジル現地事務所勤務に始まり、日米を行き来しながら、シティーバンク、クレディスイス、国際連合児童基金(UNICEF)勤務を経て、世界銀行に就職。世界銀行在籍中はシンガポールと韓国に駐在。在職中に、ジョージタウン大学にてリーダーシップ・コーチング・認定プログラムを修了、国際コーチ協会(International Coach Federation)のメンバーで、 ACC (Associate Certified Coach)の認定を受けている。
1960年9月28日生まれ。1978年大阪府立松原高校卒業。その後10年間コマーシャルフォトスタジオでカメラマン三宅信吾氏に師事1987年ケニアのスラムで撮影中にマラリヤに感染し、スラムの子供たちに助けられる。1989年水処理技術の開発者である中村信一氏と現在の会社を設立。会社設立目的は「アフリカの子供たちに安全な水を供給する」1991年よりケニアへ浄水設備の設置、孤児院の建設・運営、学校建設、JICAと感染症対策、TICADなど、積極的に着手。日本国内においては、独自の特許技術で感染予防を目的とする手指除菌洗浄装置、プール・温浴水の浄化設備、地下水浄化設備・化学工場の難分解廃液処理装置、汚染土壌からの放射性セシウムの除去etcなどでビジネス展開。保有特許件数は120件を超える。
夫と2人の娘と共にニューヨーク市に在住。大学時代に1年間交換留学生として大阪で過ごす。大学卒業後に、JETプログラムに参加し、1年間神戸の高校で英語を教える。その後10年以上にわたって、アショカや世界銀行で、社会起業家やソーシャルイノベーションの分野に携わる。現在は、アショカのシニア・アドバイザーとしてGlobal Venture Programにかかわる他に、フリーランスでも教育、助成、平和、社会正義の分野で、世界の社会起業家や開発機関に対してコンサルティングをしている。
アショカでは、世界中のフェローを探し、審査するプロセスをマネジメントするベンチャープログラムを担当し、トルコやネパール、パキスタンでの拠点立上げを行った。その後、グローバルフェローシップ・プログラムのディレクターとなり、40か国以上にいる2000名の社会起業家のフェローシッププログラムで、コラボレーションやパートナーシップ、インパクト投資を通じて、社会起業家の活動を支援。
アショカ以前は、世界銀行の開発マーケットプレイス・プログラム(開発分野でのオープンイノベーションやアイディアのための助成金コンテストで、世銀の代表的なプログラム)で、プログラムが各国のニーズに沿うように、各国の助成金拠出機関へのプログラムの権限移譲に従事。営利セクターや政府との連携をしながら、中央アジアやフィリピン、ブルキナファソで、地域毎の課題に沿ったイノベーション・コンテストを初めて成功させた。 University Vermont及び関西外大にて理学士号取得 。 Johns Hopkins School for Advanced International Studies (SAIS)にて国際公共政策修士号取得。
1958年、徳島県海部郡生まれ。慶應義塾大学在学中、サークルでシェイクスピア劇演出手掛け、半年熱中すればゼロから何とか出来る、と人生開眼。84年、ジャフコ入社し最初会社員として、アインファーマシーズ(調剤)、ジャパンケアサービス(介護初上場)、ブロッコリー(サブカル系初上場)など、創業投資成功の先進的実績作る。1998年、日本初の個人型投資事業有限責任組合設立。DeNA(ベイスターズ)、インフォテリア(IT)、プレミアムウォーター(水)、阿波製紙、エクスペリアン・ジャパン(広告)、ジャパンケーブルキャスト(CATV)、IPS(東南アジア事業)など支援成功。最近では、テックビューロ(仮想通貨、ブロックチェーン、ICO)、ライフロボティックス(作業ロボット)、グラフ(AI開発)に投資。「個性的独立個人の、無名な若者起業家が、未知な未来のフロンティア分野に、ジョブメーカーの人生観をもって、ゼロから挑戦し、長期に試行錯誤する社会が21世紀の日本」、と主張。
「青少年起業体験プログラム」を慶應大学、品川女子学院、郁文館夢学園、成蹊大学、九州大学、福岡大学、海部高校、横浜市大、千葉市、東京証券取引所(JPX)等で実施。2006年、日経紙面で「ふるさと納税」提唱。07年より慶應ビジネススクール講師。 著書「私は、こんな人になら、金を出す」(講談社α新書2013年)
20年以上金融業界で勤務。1997年から香港、ニューヨーク(2001)、ロンドン(2003)、東京、香港と世界各地の金融業務に携わり、日本には1999年に初めて訪れる。前職はBNPパリバ銀行でプライム・ブローカー業務と株式セールスを担当。2014年末にBNPを離れ、東京にあるエボルーション・ファイナンシャル・グループに移りインパクト投資商品や関連事業の立ち上げを行った。2015年夏にインパクト投資アドバイザリーとして一般社団法人C4(C4 Capital for New Commons)を設立し、Innovative Finance(革新的ファイナンス)に習い、日本で目的型事業や投資家の社会的インパクト活動を支える社会投資市場の構築をミッションとした。C4の目的は、ソーシャルファイナンス(ベンチャー・フィランソロピー、インパクト投資、CSR、シェアード・バリュー、民官投資)において活用可能な商品・プラットフォームソリューションを生み出すことによってインパクト投資を社会全体に浸透させることである。
フランス出身。パリ政治学院大学にて金融・経済学修士号取得。ソルボンヌ大学にて法学位取得。その他には、オックスフォード大学、ハーバード・ビジネス・スクール、INSEADのエグゼキュティブ教育プログラムを卒業。資格は香港のSFC、日本の証券外務員1種2種、アメリカとイギリスで金融業に携わる資格保有。
株式会社細尾常務取締役。マサチューセッツ工科大学(MIT)メディアラボ・ディレクターズフェロー。1978年、西陣織老舗、元禄年間創業の細尾家に生まれる。大学卒業後、音楽活動を経て、大手ジュエリーメーカーに入社。退社後フィレンツェに留学し、2008年に細尾に入社。2009年より新規事業を担当。帯の技術、素材をベースにしたファブリックを海外に向けて展開し、建築家、ピーター・マリノ氏のディオール、シャネルの店舗に使用される。2014年、日経ビジネス誌「日本の主役 100人」に選出される。2016年よりMITのディレクターズフェローに就任。http://www.hosoo.co.jp/
http://hosoo-architecture.com/
妻、2歳半の娘、愛犬と4人で京都に暮らす。
2016年1月より笹川平和財団国際事業企画部長。前職はダルバーグ東京事務所にて政府機関、非営利組織、財団等に対しインクルーシブビジネス分野に関わる 戦略策定、調査研究、パートナーシップ構築等を行う。世界銀行グループのワシントンDC、東京にて開発分野に13年ほど携わる。世界銀行ワシントン本部にてインフラ開発、資本市場開発、プロジェクトファイナンスを担当した後、世界銀行グループ多国間投資保証機関(MIGA)の東京代表。政治リスク分析や保証提供業務に携わる。Kopernikのアドバイザリーボードとして震災支援に関わる。東京大学経済学部卒業。タフツ大学フレッチャー校修士。国際開発機構海外投融資委員会有識者委員。
8月25日(Sat)
09:45- 受付
10:00 – Introduction, Opening lecture、ピッチ&グループ分け
12:00 – グループ作業 ランチ(12:30-14:00の間に各グループでランチ)
15:30 – メンター自己紹介&メンターセッション(各グループ15分ずつ)
17:15 – レクチャー
17:30 – 1日目のSharing time~何が課題か・明日へ向けての抱負
18:00 – Reception & Networking
8月26日(Sun)
09:00 – グループ作業ー
10:00 – モーニングレクチャー
10:30 – グループ作業
12:00 – ランチパネルディスカッション
13:30 – グループ作業(自由) プレゼンの用意
14:00 – 最終プレゼン&審査 Sharing time
16:00 – AWARD表彰
16:30 修了
**時間や内容、登壇者については変更する可能性があります。