2016年9月7日、JSIEはJ-WIPと共催で、第4回Washington Women’s Dialogue(WWD)を開催いたしました。
第4回は、元経済財政政策担当大臣であり、現在はみずほフィナンシャルグループ社外取締役なども務められている、大田弘子政策研究大学院大学教授をお迎えし、アベノミクスから成長戦略、日本が取り組むべき優先課題についてお話いただきました。
朝日新聞アメリカ総局長山脇氏との対談では、好奇心旺盛なことからいろいろなキャリアを経験し、転機となっていったいくつかの興味深いエピソードも交えてお話しされ、会場も和やかな雰囲気となりました。質問も途切れることなく多くの方から、教育改革、労働力改革、規制改革などワシントンならではの国の政策への関心の高さを反映したものとなりました。
大田弘子氏
政策研究大学院大学教授
1976年一橋大学社会学部卒。埼玉大学助教授等を経て、97年より政策研究大学院大学助教授、2001年同教授。2002年から内閣府参事官、審議官、政策統括官(経済財政分析担当)。2005年に大学復帰の後、2006年より安倍・福田両内閣のもとで、経済財政政策担当大臣を務める。2008年より大学に再び復帰。2013年から政府税制調査会委員。みずほフィナンシャルグループ社外取締役(取締役会議長)・パナソニック社外取締役・JXホールディングス社外取締役。著書に「改革逆走」(日本経済新聞出版社)、「経済財政諮問会議の戦い」(東洋経済新報社)など。
少子化と労働力不足が顕著となる日本では、ますます女性の活躍が不可欠とされていますが、女性が真に活躍できる社会への実現に向けては課題が山積しているのが現状です。JSIEは、日本をはじめ国際社会においてより包括的な社会の実現を目指して、女性のエンパワーメントを促進しながら、グローバルコミュニティに対する貢献度を高めることを目的として、Washington Women’s Dialogue(WWD)を開催しています。
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